"災禍の騎士" / グラム
★ギルガルド♀
ゆうかんな性格
体が丈夫



3000年前のカロスにて王に仕えた騎士。
かなり好戦的で国、ひいては王のためなら自分を含めたあらゆる犠牲を良しとする。根本は騎士道精神に則っているため一般市民には優しい。
色違いではあるものの国王には大いに頼りにされ、懐刀とまで呼ばれていたがそれ故に王と共に破壊兵器起動の瞬間に立ち合い、王と共に不死の呪いを受ける事となった。

元々戦争の際には前線を切って戦いに挑み、かつ周囲に敗走を許さず戦場に挑ませ続けたため戦争の激化を煽った人物とも言われ、それらの過激な行動が後にゼルネアスによって『色違いの黒いギルガルドは不吉の象徴である』という伝承にされ、後世には"災禍の騎士"という名称で歴史に名を刻む事となった。


王に拒絶され、袂を分たれた以降の2000年ほどは屍のようにただ息をするだけの存在に成り下がっていたが、1000年前にある龍に拾われたことがきっかけで少しずつ人間性を取り戻す。現代に至るまで龍の"老後"に付き合っていたが、何でも願いが叶うとされるZAロワイヤルの噂を聞き、唯一の心残りであった『王の不死を解き人として死なせてやる事』を叶えるため、3000年ぶりにカロスの地へと降りたったのだった。

魂を物質として分離させられたタイプの不死。
"魂"が壊れない限り真の意味で死ぬことはなく、致命傷を負ってもものの数十秒で肉体が修復を始め再起動する。
グラムはその性質故に行動不能になりそうだと判断した場合は軽率に自決を取ることが多い。知り合いから小型の銃を持たされており頭を撃ち抜くことで自分を再起動させる(それが一番見苦しくないと言われた)。
なおアルセーヌの洗脳を解くために一度目の前で決行したことがあり、彼のトラウマになっている。

参加資格を得る前の加島がZAロワイヤルで始めて出会った参加者。
不死性かつグラムにとっての負けとは死である(故に自分は負けていない)という自認がシステムと相性が悪く、知らず知らずのうちに参加権を剥奪され大会のギミックのような扱いで放置されていた(参加者を刈り続けるが本人は勝ち上がれない状態)
一応通告はされていたが機械音痴故に気付かれていなかった(参加の際も知り合いにやってもらった)ため理不尽ではあるものの運営側にのみ非があるわけではない。
最終的に加島達のチームに加わり、加島が倒れた時点で自身の負けになることを認める条件で大会に復帰する事となり、以後不本意ながらも加島達と行動を共にするようになる。


たたむ

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